朝の光とカーテン越しの月明り

朝の光とカーテン越しの月明り
サーカディアンリズムの基本は自由継続!

雨の日が続いています。

サーカディアンリズムをリセットする〝朝の光″が望めません。

外界からの情報が入力されない状態が続くと、ヒトの1日は24時間より1時間ほど長くなります。

それぞれの生物で固有な時間を継続します。

眠くならないので、寝る時間が遅くなっていませんか?

位相が後退しているのです。25時間周期になっていきます。

生活リズムを地球の自転に合わせた24時間に合わせるための外界からの情報を“同調因子”と言います。

明暗サイクルが最も強く働きます。

朝、日光に当たることでサーカディアンリズムの位相が前進します。

健康的に過ごすためには、毎日リセットする必要があります。

もちろん、食事サイクル、温度サイクル、社会的行動サイクルも同調因子です。

ここのところのように、朝の日光が望めない場合は、夜に強い光に当たらないようにする方法も大切です。

夜の明るい光は位相をさらに後退させることがわかっています!

一般家庭の室内照明は300ルクス程度なので問題ないのですが、商店街やコンビニ、PCや携帯はNGです。

しかし、暗い部屋で過ごすわけにはいきません。その際は室内の照明を電球色にすればよいと言われています。

睡眠に関わるホルモンのメラトニン分泌は青色光に顕著に抑制されますが、電球色、つまり暖色系の光に

は比較的抑制されないことがわかっています。

そして、寝室内の明るさは、0.3ルクスが理想。

カーテン越しの月明り!!!

望めません。。。

香りを活用しましょう。

寝ている間に分泌されるホルモンがあります。

睡眠に依存するホルモンとサーカディアンリズムに関連したホルモンがあります。

睡眠時には副交感神経が優位なので、細動脈が弛緩し、ホルモンが身体の隅々まで運ばれることになります。

今のような混乱している時代には良質の睡眠を手に入れる工夫が必要です。

*緊急時に備えて購入したアレッシーのリコルド
 電球色です。