緑の知覚-green amenity-

緑の知覚-green amenity-

“ハーブ医学”はアロマテラピーに見られるように“具体的な治療方法”として古代より 発展してきました。
しかし、近代医学の目覚ましい発展により、ハーブ医学は“予防医学やストレスマネージメント” として利用されるようになりました。

そして今、植物を利用して人間の快適性を向上させることをgreen amenity(グリーンアメニティ)と呼びます。
予防医学的な健康へのアプローチの一つです。

様々な研究が行われています。
例えば、
木に触れることで、不安感を緩和する効果があることが知られていました。
しかも太い幹の方が効果的だと検証されました。
本物とイミテーショングリーンとの比較、人為的環境と自然環境との比較の検証も行われています。
さらに、植物のサイズ、花が咲くか、何色の花か、香りはあるか、触った時の感触は、などです。

視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚などの感覚器を経由して“緑を知覚”することによる生理的、心理的変化の 健康への利用です。

人は、緑と深く関わり合いながら生きてきました。 その中で都市空間を作りあげました。
しかし、実際に生活してみると、欠けたものや、不要なものが見えてきました。
【植物との関わり】の見直しが始まっています!