お酒を飲まないライフスタイル-ソバ―キュリアスSober Curiousー

お酒を飲まないライフスタイル-ソバ―キュリアスSober Curiousー

「お酒を飲まない」ライフスタイルの世界的な普及に呼応して、
新たな文化として「アルコールフリー」という選択肢が広がりを見せています。

アルコールフリー飲料はソフトドリンクにも広がりをもたらしています。
鎮静作用やリラックス効果のあるハーブや、アダプトゲン*と呼ばれるストレスへの抵抗能力を高める働きのある天然のハーブを使用したものも 出てきています。

お酒にメリットを感じない、人と関わる方法としてもふさわしくない、お酒をタバコと同じようにとらえる考え方が広がっているのです。

メンタルヘルスに関してもより知識を持っています。
メンタルヘルスへの対処法として、アルコールという応急処置的な飲料よりも、もっと効果的な方法を探し始めています。

"酔う"を科学的にみてみましょう。
アルコール(エタノール)を摂取すると、およそ5分で脳に到達します。
脳は神経伝達物質ドーパミンを放出するというかたちで反応をします。
ドーパミンは人を「楽しい」気持ちにさせます。
さらにGABA(γ-アミノ酪酸)も放出させ、脳活動を抑制します。
動作がぎこちなくなったり、ろれつが回らなくなったりします。
そして、グルタミン酸の活動も抑制します。
グルタミン酸は新しい物事を学習する役割なので、新しい記憶が形成されにくくなります。

この3つの要因が組み合わさると、ご機嫌で足がもつれ、翌朝には何も覚えてないという結果になります。

アルコールを摂取すれば、摂取したアルコールを体外にださなくてはなりません。
肝臓内の酵素がアルコールを分解し二酸化炭素と水に分解します。
しかし、その過程で人体に有害なアセトアルデヒドに変換されます。
他に、エタノールには利尿作用があるので、必要な電解質が体外に出されてしまうので、疲労が蓄積してしまいます。

「アルコールを飲まない」という動きは、古くから断続的に存在していました。
しかし、現代のように、健康意識と代替技術(ノンアルコール)が組み合わさり、自発的に飲酒を避ける傾向が世界的に広がっているのは、歴史上初めての現象と言えるでしょう。

*アダプトゲンハーブ:免疫力を高め、ストレスへの抵抗力をつけるハーブ オタネニンジン、エゾウコギ、マカ、ロディオラ、ホーリーバジル、リコリスなど。