午後の眠気は生体リズム-打つ手はある!-

午後の眠気は生体リズム-打つ手はある!-
午後の眠気は生体リズム-打つ手はある!-

14時頃に眠くなることを“アフタヌーンディップ”と呼びます。
これは昼食の有無に関係ないとされ、生物の系統発生の名残りと考えられています。
サルなどは、この時間帯に昼寝をする場合が多いそうです。

生体リズムならば仕方ない!

せめて、眠気を“軽減”させる覚醒成分と覚醒スイッチを活用しましょう!

覚醒成分としては“カフェイン”

カフェインは、古代中国、神農が“茶”の持っている作用を発見したのが始まりでした。
【痰や胸の炎症による熱を放散する。渇きを癒し、眠気を覚ます。心を愉快にし、
元気を与えてくれる】

現代では、血管拡張作用、交感神経刺激作用。
さらには、脳内のアデノシン受容体という箇所にアデノシンという物質が結合することで
疲労を感じるが、カフェインはこの受容体に結合してアデノシンが結合するのを邪魔する。
これにより人は疲労を感じにくくなり覚醒すると解明されています。


覚醒スイッチは、“脳への刺激”
・皮膚体温の刺激や低下で脳に刺激
 ペパーミントの主要成分であるl-メントールは冷感センサーのはたらきを高めることが
 分かっています。実際に皮膚温が下がるわけではありません。
・噛みごたえのあるものを食べることで、三叉神経を介して脳に刺激
・軽く歩く、ストレッチ、頬や足を軽くたたく、冷たい外気にあたることで脳に刺激


最近は昼寝(仮眠)の研究が急速に進んでいます。
「仮眠ができないような会社には来たくない」スティーブ・ジョブズ