どんなものにも美しさはある!

どんなものにも美しさはある!

通勤途中にハナモモが咲いています。

1本の木に、赤と白、白地にピンクの斑が入った花もあります。
花色の変化は、1本の木の中で遺伝子の働き方が変わってしまったことで起きます。
ハナモモの木の細胞の中で遺伝子に故障が起きたのです。
トランスポゾンというゲノム内を動き回るDNAによって変異が引き起こされることが知られています。
木の成長の過程でいつ、どこで起きたかによって、その部分から花色は変化します。
いくつものパターンができるのです。

赤い色はアントシアニンという色素ですが、赤くなるためには多くの酵素を必要とする様々な過程を踏むことで発色します。
つまり、白い花の木に赤い花が咲くのではなく、赤い花の木に白い花が咲くようになるのです。

"源平咲き"、"キメラ咲き"とも呼ばれています。
"源平咲き"とは、源平の合戦で両者が白と赤の旗を掲げたことに由来するそうです。
"キメラ咲き"とは、ギリシャ神話に出てるく頭がライオン、胴がヤギ、尾がヘビという怪物の名”キメラ”から。

世の中には、結論をくだせない問題がたくさんあります。
どちらかを100%信じられたら、気分的にはどんなに楽でしょう!
しかし、どんなものにも美しさはある!
ハナモモにも桃の実はなる!
小さくて、苦くて、食用には向いていないとのことですが。。。