メディカルハーブスクール

JAMHA(日本メディカルハーブ協会)認定講座

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JAMHAメディカルハーブ認定 スクール

講師:小山道子
場所:カモミール1F
最寄り駅:小田急線 豪徳寺駅、東急世田谷線 山下駅

JAMHA ハーバルプラクティショナーコース

Let's start 「薬学生のための“天然物化学”」

テキストを開いてみたら、随所に化学構造式が書かれていて、思わず、無理ダワッ!とため息をついた?
化学構造式を見ると、難しそうな印象があるので、化学構造式を示さない本もありますが、構造式は“図”で示していることになるので、
少しの基礎知識を持つと、構造式が多い方が理解しやすいのです。

現在、菌や動植物(天然物)などが作り出す有機化合物に関する学問は「天然物化学」と呼びます。
薬学分野における生薬の有効成分、有毒成分などの分野で「有機化学」の一分野です。

シニアハーバルセラピストコースを修了し、次なるステップです。
挑戦したくても、 有機化学を選択したことがない方がほとんどだと思います。

今、人類のかかえる4つの大きな問題は、環境、健康、食料、エネルギーです。いずれも有機化合物が含まれます。
有機化学は私達の生活と一見乖離しているような印象を持ちますが、良い香り、おいしいもの、きれいな色のもの、体によいもの、毒になるもの、すべて有機化合物です。 そして、化学物質は無機化合物と有機化合物のみなのです。
私達の生活を本当に理解するには有機化学の知識が不可欠です。
レッスンは高校化学の復習から始まります。テキストに入る前に重要な化学の基礎知識を押さえます。

“有機化学の目を持つ”
様々なことをよりよく理解し、影響し、影響されましょう。

身近な物質の本来の姿が見えてきます!
合格につながります!

受講対象者

シニアハーバルセラピスト有資格者 
※認定資格を希望しない方はどなたでも受講することができます

受講形態

【 One to Oneレッスン】 通学・オンライン

 フリータイム制

  • 月・火・水・土 : 10:00~18:00
  • 木・金 : 10:00~21::00

スクール・講座申込フォーム

※ 随時説明会を行っております
  テキストご覧いただけます。ご予約お願いします。

回数

全18回 (1日2コマまで受講できます)

時間

2時間/レッスン 合計36 時間 +試験対策

受講料

181,000円(税別) 
 (内訳 受講料 180,000円、テキスト代 1,000円)

◆その他費用
 
 ・薬学生のための天然物化学テキスト(廣川書店) 4,500円(税別)※各自購入

特典
・店内の商品を受講生割引でご購入いただけます (一部商品除く)

備考

第28回 ハーバルプラクティショナー試験日 2020年11月15日(日)

第29回 ハーバルプラクティショナー試験日 2021年5月予定


★試験日の1か月前にレッスンを終了予定でスケジュールを組んでいきます。

 

メディカルハーブスクール カモミールの特徴

One to One レッスン

希望やスキルに合わせて、都合のいい時間、ペースで受講していただけます
受講を始めるタイミングやスケジュールを自由に組み立てていただけます
約90種類の精油、17種類のハーブウォーター、11種類の植物油、ハーブ等に触れていただけます
暮らしを豊かにするひと手間を提供します
ハーバルセラピストの知識を生かし、ご自身でブレンドしたハーブティーを飲みながらレッスンを行います

ハーバルプラクティショナーコースを受講いただくと

「植物化学」の視点から奥深く理解し、ハーブの化学の専門家を目指します
ハーバルプラクティショナー認定試験を受験することができます 
ハーバルプラクティショナーの講師登録に必要です。

こんな方におすすめです

天然物(植物、動物、鉱物)の化学成分とその作用を深く学び、理解を深めたいたい方に
有機化学の知識で身の回りのものを理解したい方に
普段目にしている医薬品と天然物の関係に興味がある方

カリキュラム (全18回) 

1.化学の基礎1

一枚の紙をハサミで際限なく半分に切っていくと、やがて見えなくなる ⇒原子のレベルまで行き着く見えない世界をイメージするヒント。
電子式や構造式は分子中の原子のつながり方を表したもので、 分子の形をあらわしたものではないことが実感できる分子の模型をつくると、 立体的な分子の形が見えてくる。

物質の構成
原子の構造
原子の電子配置
元素の周期表と元素の性質

2.化学の基礎2

有機化合物を構成する元素はかなり限られていて、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)の3元素でなりたつものが多い。その他、分子中に窒素(N)や硫黄(S)を含む有機化合物を加えると、有機化合物のほとんどになる。・有機化合物の骨格の形成の仕方は無限である。新しい有機化合物の出現の可能性も無限。

無機化学と有機化学
有機化合物の名称
有機化合物の構造による分類
異性体
有機化合物の表示方法
有機化合物の反応
界面活性剤

3.序論・生合成

生物はどうやって天然物をつくるのか? 生合成経路は、数種類の基本的経路にまとめることができる。それぞれ•の生物にとって固有の産物-いずれも人類にとっては重要な存在

一次代謝と二次代謝
天然物の構造と生合成経路
・アメリカ人参
・アンジェリカ
・ウィッチヘーゼル

4.糖質

*-OH基を数多く含む物質です。位置に注意しましょう。配糖体は一次代謝産物である糖と二次代謝産物フィトケミカルのハイブリッド化合物です。

糖類の化学
単糖類、少糖類、多糖類、配糖体
・ウコン
・エゾウコギ
・オレンジフラワー

5.脂質

*エネルギー源以外にどんな役割があるのか?まずは、分類します。身体の中で最も多い単純脂質は、複合脂質の材料にもなります。誘導脂質にコレステロール、ステロイド、脂溶性ビタミン、エイコサノイド、ユビキノンなど多数あります。

脂肪酸、単純脂質、複合脂質
エイコサノイド、ポリアセチレン化合物
・ガーリック

6.芳香族化合物 1

*シキミ酸は多くの植物に存在し、そこから芳香族アミノ酸(フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン)が生合成され、 そこから芳香族化合物が生合成される。
ゴマリグナンにはセサミン、セサモリン、セサモール、セサミノールがある。
セサモールはゴマ油特有の香りがする。褐色のごま油に含まれる。白く透明なゴマ油は 精製過程でセサミノールが増え最も抗酸化作用が強い。

シキミ酸経路由来の芳香族化合物
・グリーンティー
・クローブ
・サイリウム

7.芳香族化合物 2

ポリケチドは生物体内で、アセチルCoAやマロニルCoAから作られる。 ベンゼン環に結合する2つの水素原子が2つの酸素原子に置き換えられた構造を有する化合物を一般にキノン化合物と総称。 代表的なものとして,ベンゼン環を1つ有するベンゾキノン、ベンゼン環を2つ有するナフトキノン、ベンゼン環を3つ有するアントラキノンなどが知られている。

酢酸-マロン酸経路由来の芳香族化合物
・サフラン
・シナモン
・ジンジャー

8.芳香族化合物 3

桂皮酸にアセチルCoAが3個結合し、カルコンを経てフラボノイド骨格となり、フラボノイド骨格は還元されてアントシアニン骨格やカテキン骨格となる。ベンゼン環2個(A環とB環)を3個の炭素原子でつないだ構造。3個の炭素原子からなる部分(C環)の構造によって分類される。

その他
・センナ
・大豆
・チェストベリー

9.テルペノイド・ステロイド 1

テルペノイドを構成するためには、イソペンテニル二リン酸とジメチルアリル二リン酸が必要。
スクワレンは環状構造となり、6員環3個と5員環1個のステロイド骨格を持った
ラノステロールに変換される。さらに、コレステロール(C27)が生成される

テルペノイド
・朝鮮ニンジン
・ティートゥリー
・デビルズクロー
/薬物療法
【植物療法・生活指導】

10.テルぺノイド・ステロイド 2

グリチルレチン酸、グリチルリチン酸は甘草の根に含まれる抗炎症成分。グリチルリチン酸 の持つステロイドに類似した基本構造から抗炎症成分を示すと考えられている。
これらの成分は総合感冒薬、鎮咳去痰薬、点鼻薬、口内炎薬など様々な製品に含まれる。
医薬品の他にも、医薬部外品や化粧品にも使用され、甘草エキスと表示されることもある。

トリテルペンおよびトリテルペンサポニン
ステロイドおよびステロイドサポニン
・ニガウリ
・バードック
・パンプキンシード

11.テルペノイド・ステロイド 3

サポニンとは抗炎症作用など多様な生物活性を有する天然の 界面活性剤である。配糖体の化学構造をとり、炭素数30の トりテルペンサポニン、炭素数()~29のステロイドサポニン。
ステロイドサポニンのうち、心筋に特異的に作用するものは、 強心配糖体と呼ばれる。

カロテノイド
ポリテルペノイド
・ヒース
・ビルベリー
・フィーバーフュ

12.アルカロイド 1

多くのアルカロイドはアミノ酸から作られる。よく原料になるのは オルニチン。トロパンアルカロイドで、ヒヨスチアミンやラセミ体の アトロピンがある。副交感神経遮断作用があり、鎮痙、散瞳。
ここでは、副交感神経が刺激されたら、平滑筋は収縮すると考えると わかりやすい。

オルニチン由来のアルカロイド
リジン由来のアルカロイド
ニコチン酸由来のアルカロイド
・ベルベーヌ
・ヘンプ
・マイタケ

13.アルカロイド 2

ケシの実から得られるアヘンはBC3400年頃から使用されていたと言われている。麻薬性鎮痛薬などをオピオイドと呼ぶ。1970年代にはオピオイドの作用点として受容体が存在することが証明され、薬物受容体の概念として導入される。その後、エンケファリン、エンドルフィンが単離、同定される。

チロシン由来のアルカロイド
トリプトファン由来のアルカロイド
アントラニル酸由来のアルカロイド

14.アルカロイド 3

その他の物質
通仙散は、ダツラ、トリカブト、センキュウ、トウキ、シャクヤク、等10種類の薬草を配合したもので、通仙散による麻酔はダツラに含まれるスコポラミンなどによる作用だと考えられている。食物中の毒物を解毒できるように、ヒトは肝臓などの薬物代謝酵素系を進化の過程で獲得してきた。

ヒスチジン由来のアルカロイド
アミノ酸転移反応由来のアルカロイド
プリンアルカロイド
・ラベンダー
・リコリス
・ルイボス

15.機能性天然物質 1

微生物が産生する、他の微生物の生育を抑制したり死滅させたりする物質を 「抗生物質」と呼ぶ。したがって、「抗菌剤」=「抗生物質」ではない。
天然物の中でも海洋生物から医薬品として利用できる成分を探す研究が注目されている。
海には00万種以上の生物がいて、一部が食用を中心に利用されているにすぎない。
海綿に含有される成分から「シタラビン」が開発され、現在抗がん剤として用いられている。

微生物が生み出す医薬品
海洋生物を資源とする天然物
・レモングラス
・レモンバーム

16.機能性天然物質 2

天然色素は布や紙、皮革などを染めることができるか否かで染料(dye)と顔料(pigment)に分類される。
炭素と炭素の結合が二重結合(C=C)の場合、紫外線を吸収する。共役二重結合を持つと、その長さ(数)に応じて吸収する光の波長がより長くなる。共役二重結合が5つ以上になると紫外線ではなく青い光を吸収するようになり、さらに長くなると緑色の光を吸収するようになる。
吸収された残りの波長の光が反射し、人間の目に色として移る。
リコペンの共役二重結合は11個。

自然毒
香料
甘味料
・ローズ
・ローズマリー

17.機能性天然物質 3

天然物は、医薬や農薬の豊富な探索資源である。生物の創り出す低分子有機化合物は、人工的に得られる合成化合物とは異質の構造多様性を有している。人為的に作り出すことは今日においても不可能で、その構造をヒントとして新薬を開発したものが多くある。

食品の機能性物質
農薬
天然物質をリード化合物にして開発された医薬品

18論文発表・修了式

試験対策講座

論文テーマは自由です。
A4判2枚程度(図表は別途)

試験対策講座はできるだけ時間をとっています
ご活用ください