Go Green|ベランダで育てるメディカルハーブ|体験レポート

ベランダで育てるメディカルハーブ

 

第二回 『鉢に苗を植える パート1』

まず道具を揃えました

 

 5月初旬、ホームセンターに鉢や土を買い出しに行きました。
 ガーデニングの道具は、スコップ、土入れ(2個セット)、フネ(四角い入れ物)、手袋、はさみ、ジョウロ、霧吹き、鉢底ネット、ほうき&ちりとりを購入。

 

ハーブガーデンの道具

 手袋は内側にゴムコーティングしてあるもの。湿った土をいじっても染みてこないし、手にフィットして細かい作業がしやすいので、軍手よりおすすめです。


 はさみは、写真のものは「剪定ばさみ」で、枝切り用です。できればもう1本、細かい作業用に「木ばさみ」も欲しい。ハーブは茎があまり硬くならないので(木質化するハーブもありますが)、最初に買うなら木ばさみがいいかもしれません。


 「フネ」は土を混ぜたり、植えつけ時の容器として購入しました。ベランダが土で汚れるのが気になる場合は、こういう大きめの容器があると便利です。これは園芸用ではなく、セメントをこねるための容器。縦70cm、横40cmくらいあって場所をとるので、無理に揃える必要はありません。バケツや大きめの鉢の受け皿でもOK!

 

 道具の値段は、数百円から2000円未満。手頃な値段のものを試しに買ってみて、慣れてきたらグレードアップしていくつもりです。あ、でもじょうろだけは、ブリキのオシャレなのを選んでしまいました。毎日の水やりは楽しくしたいですもの。

 

鉢選びで売り場をぐるぐる・・・

 

 次は鉢選び。苗が24株もあるので、これがなかなか大変な作業になりました。
 苗農家の板村さん(第一回登場)には、「このサイズの苗は、6〜8号鉢に1つずつ植えてくださいね」と言われてきました。一般的には、苗の入っているポットよりワンサイズ大きめの鉢が、植えつけには適しているといわれています。

苗と鉢の大きさ

 

 かといって小さな苗を、大きく育つことを見越して、いきなり大きすぎる鉢に植えると、今度は土がいつも湿っていて根腐れしてしまうようです。

 私たちが選んだのは、7号サイズのテラコッタ。テラコッタはイタリアの素焼き鉢のこと。高温で焼かれていて、日本の素焼き鉢と比べて軽く、見た目もシンプル。
 ちなみに鉢のサイズは「号」という単位で表します。1号=3cm、7号鉢なら7×3cmで直径21cmという計算になります。

 

 テラコッタは1株ずつ植えるために、7個購入。受け皿も7つと思いましたが、店員さんに「鉢から出た水が皿にたまって根腐れの原因となるので、鉢を室内に置くのでなければ必要ありません」と言われてやめました。
 ところが後日、ガーデニングの専門家から「ベランダでは鉢から土が流出して床や排水溝を汚すので、受け皿を使うことをすすめています」と言われ、それもそうだなと。
 受け皿を使うか使わないかは、各自の判断で。ただし使う場合は、たまった水をそのままにせず、こまめに捨てるようにしましょう。

 

 さらに、直径31cmの浅型のテラコッタを1つ購入。これは背が高くなるフェンネルと一緒に、いくつかの苗を寄せ植えするために選びました。
 「背が高くなるものは風で倒れやすくなるので、安定感がある正方形の鉢にするか、丸鉢にするなら浅めで底が広いものがいいですよ」という店員さんのアドバイスを受けて、この形を選びました。

 

植木鉢

 それからメインの寄せ植え用に、大鉢も購入! 実はこの鉢、プラスチックです。深さ45cm、直径50cmほど。焼き物の鉢、しかも大鉢となると、重量がありすぎて、ベランダの耐加重を考えると怖くて無理。それでプラスチック鉢にしたのですが、お値段は……8925円。かなりの大判振る舞い、だけど見た目にもこだわりたい!

 もう一つ、プラスチックの黒い鉢(8号)も。これにはイタリアンパセリとロケットと、サラダ用のハーブを植え付ける予定です。軽くて持ち運びができることを優先しました。

 

 そしてホップで作る緑のカーテン用に、野菜用のプランター(長さ70cm×幅30cm×高さ30cm)を購入しました。

 

24株もあると、土もまた大量!

 

 さて、培養土です。

 1〜2鉢を植えるのであれば「ハーブの土」「培養土」などブレンドされているものを選んでもいいのですが、今回は24株もあり、しかも寄せ植えの大鉢、緑のカーテン用のプランターもあります。

 

培養土

 そこで、板村さんのアドバイスをもとに、個々の用土を買って、自分たちでブレンドすることにしました。

 

 

 今回買ったのは、赤玉(小粒)14ℓ×3袋、腐葉土14ℓ×3袋、ピートモス20ℓ、パーライト14ℓ、消石灰1kg、くん炭2ℓ、軽い鉢底土5ℓ、堆肥5ℓ。

 

 ふう。車に乗せるのもひと苦労です。

 

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 一つずつ、簡単に説明しておきましょう。

 

基本の用土    
◎赤玉土

鉢やプランターで栽培するときのベースとなる用土です。大粒・中粒・小粒があり、鉢の大きさなどにより使い分けます。ほぼ無菌での弱酸性で、通気性・保水性・保肥性に優れています。栄養分はありません。

改良用土    
◎腐葉土

落葉広葉樹の落ち葉を堆積腐熟させたもの。代表的な改良用土で、赤玉と混ぜてよく使います。3割ほど混ぜると土が固くならず、水はけと通気性、保水性が良くなり、土中の微生物のエサにもなります。いろいろな商品がありますが、十分に腐熟した質のいい腐葉土を選びましょう。

◎ピートモス

寒冷な湿地帯に生える水苔が腐植(微生物によって分解)されたもの。用土に混ぜると、保水力や保肥力が良くなります。酸性が強いので苦土石灰と混ぜて中和して使うか、pH調整済みのものを使います。

◎パーライト
真珠岩や黒曜石などガラス質の火山岩を高温で焼いた人工用土。多孔質で軽く、培養土を軽くするために使います。通気性や排水性も良くなります。

◎消石灰
石灰はアルカリ性。酸性土壌のpHを調整したり、肥料として使われます。有機石灰(貝や卵殻)、苦土石灰、消石灰などがあります。
苦土石灰にはマグネシウムが含まれ、マグネシウムの補給にも使われます。消石灰は苦土石灰よりアルカリ性が強く、水と反応して土が固くなるので、大量に使わないようにします。石灰は、植えつけの2週間前に培養土に混ぜてなじませておくほうがいいのですが、今回はすぐに植えてしまいました。
板村さんには、有機石灰をすすめられていたので、これは痛恨のミス!?

◎くん炭
もみ殻を炭にしたもの。通気性や排水性があり、根腐れを防止効果があります。また酸性化した土のpH調整にも使われます。土中の有毒物質を吸着したり、微生物のすみかにもなります。
◎鉢底土
水はけを良くして、根腐れを防止するのために、鉢の底には大粒の土を入れます。いろいろな種類がありますが、ベランダなので鉢全体を軽くするために、軽い素材のものを選びました。

肥 料    
葉や花を食べたいので、有機質肥料を選びました。有機質肥料には、なたね油かす、草木灰、鶏ふん、骨粉などがあります。土中の微生物の働きで分解されてから吸収されるので、化学肥料と比べると即効性はありません。じっくり長く効きます。

 

 ホームセンターを3カ所回り、道具、鉢、土を揃えた頃には日もとっぷり暮れて、本日はここまで。

 

次回 >> 植えつけは、パート2にて。

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スタッフ紹介

◆カモミール代表 小山道子
日当りがよく、広いベランダのあるマンションに引っ越したのを機に、ハーブを育てることに。摘んできたフレッシュハーブのお茶も飲みたい、花も楽しみたい、緑のインテリアとして眺めたい、猛暑に備えて緑のカーテンも作りたい、とやたら燃えている。

◆記事担当 奈良貴子
ベランダガーデニング歴16年。狭さ、日当りの悪さと夏の照り返し、乾燥、虫などと闘いつつ、失敗したり成功したり。カモミールにて、JAMHAハーバルセラピスト、NARDアロマ・アドバイザーを受講し、資格取得。現在ガーデナーの修行中。本職はライター。雑誌などに健康や食に関わる記事を中心に執筆。

 

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